May20th

小山康行 解説 ポンジャン(テーブルゲーム)

小山康行(こやまやすゆき)です。今回は、テーブルゲームであるポンジャンについて解説してみたいと思います。

ポンジャン

まずはじめにポンジャンとは何か

ポンジャンは、日本で考案された麻雀のルールを簡略化したテーブルゲームです。

麻雀をアレンジ、ルールを簡素化し雰囲気を味わえ、子供から高齢者まで楽しめるゲームという位置付けで売り出された。のちにはゲームソフトも発売された。

商品によっては「ドンジャラ」とも呼ばれるが、これはかつて存在した玩具会社ポピー(現・バンダイ)の登録商標である。牌のデザインには当時の人気アニメの登場キャラクターを採用するのが定番であり、全盛期には玩具メーカーの重要なキャラクター商法の対象ともなった(ドラえもん、ポケットモンスター、モーニング娘。、AKB48など)。

厳密には「ポンジャン」もトミーの登録商標であるが、こちらは商品名ではない。また、ジャンポンという類似のゲームもあるが、これにはポンが存在しない(ロン上がりは可能である)。

「ポンジャン」の名称の商品は1970年代に玩具メーカーのアノアが、同社の消滅後はクローバーが発売。現在はアノア版の復刻版が流通している。

ルール

製品によって役などは大きく異なる。ここでは共通部分に限って説明する。

ゲームの目的

最終的に他の競技者より多くのチップを得ることを目標とする。

1つのゲームは数回のプレイ(局)からなり、それぞれのプレイは手牌で同一の牌3枚ずつの組み合わせを作ることで上がりになる。上がった人の点数をルールブックによって計算し、それ以外の人から点数に従ってチップを得ることができる。

使用する道具

80枚強の、直方体の牌を使用する。通常、牌は9つの種類に別れ、おなじ種類の牌は9枚ずつある(10種×8枚など、異なる組み合わせのものもある)。牌の種類は、背景色やマーク・点数などで区別される。違うキャラクタが描いてあるからといって、必ずしも違う種類ではない。これに加えてワイルドカード(ドンジャラでは「オールマイティ」と呼ばれる)が加わることがある。

チップは、ゲーム開始前に各人に分配する。最初に配るチップの量は、製品によって異なる。

ほかにサイコロ2個を使用する。

プレイの準備

最初のプレイでは、なんらかの方法で親を決める。各人は牌を自分の前に伏せて、2段の山を作る。ワイルドカードのある82枚セットでは、親が22枚、子が20枚の山を作る。

サイコロを振って、それによって決まった場所から各人に2枚ずつ4回配る。したがって各人の手牌は8枚になる。

親に最初9枚配ることもある。この場合は親は山から牌を取らず、最初から捨てる。

コンピュータを使ったゲームの場合、山は作られず、残りの牌の数だけが表示されることが多い。

プレイの進行

親から順に、時計回りにプレイが進行する。山から牌を1枚とり、手牌に加えて9枚とする。9枚が、同一種類の牌の3枚組(「セット」と呼ばれる)3つから成り立っている場合は、そこで上がりとなり、プレイは終了する。そうでないときは任意の1枚を捨てる。ワイルドカードは任意の牌のかわりに使うことができる。

自分の手番で、あと1枚で上がりになる状態になった場合は、牌を捨てる際にリーチ(呼び名は製品により異なる)を宣言できる。リーチを宣言した人は、山から取った牌で上がりにならない場合は、その牌をそのまま捨てなければならない。そのかわり、他人が捨てた牌で上がること(ロン)ができるようになる。

プレイが終わったら、ルールブックにしたがって点数の計算をする。ロンの場合はその牌を捨てた人がひとりでチップを払う。そうでない場合は、合計がその点数になるように、上がった人以外が分割して払う。親は、自分が上がった時は子の1.5倍の点を得ることができるが、他人がロン以外で上がった時は子の倍を支払う必要がある。

山札がなくなっても誰もあがることができない場合は、流局となり、チップのやりとりは発生しない。

ゲームの終了

2回目以降のプレイでは、前回に勝ったのが親であれば、その人が連続して親になる。子が勝つか、流局になった場合は、時計回りに次の人が親になる。

すべての人が2回親になり終わるか、誰かのチップがなくなったらゲームの終了になる。